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こんにちはーかばろぐ(@kabaloginfo)です。
「カルカソンヌ」は、フランス南部のカルカソンヌ城がモチーフ、2000年発売のドイツゲーム大賞を獲得した大人気ボードゲームです。
都市や道路を完成させて、得点を競う対戦ゲームですが、お母さんと子供でプレイしたり、おばあちゃんと子供でプレイしたり、誰でも気軽に遊べる良ゲームです。
ボードゲームがはじめての人にもおすすめなので、カルカソンヌのルールについて解説します!
- 初心者にやさしいルール
(口頭での駆け引きなどがない) - 2~5人、30分で楽しめる
- きれいな都市をつくるのが楽しい
目次-クリックでジャンプ!-
【カルカソンヌのルール】わかりやすく解説!こどもから大人まで楽しめる定番ボードゲーム
「カルカソンヌ」のルールをかんたんに解説します。
「カルカソンヌ」は、少人数・短時間でプレイ可能!
- 2~5人でプレイ
- 対象年齢は7才以上
(うちでは5才くらいからプレイ) - 1ゲーム 30分程度
他のプレイヤーとの口頭での交渉や「だまし」などの要素がないので、初心者も安心してプレイ可能!
それでいて、カードやコマ(ミープル)の置き場所で、奥深い駆け引きができるゲームです。
それでは、具体的なゲームの進め方を解説していきます。
【カルカソンヌのルール】自分のミープル(コマ)の色を決めよう
まず、プレイヤーは自分のミープル(コマ)の色を決めます。
私が持っている「カルカソンヌJ」では、選べるミープルは5色

色によって有利不利はありませんので、ケンカせずに好きな色を選びましょう!
ミープルはそれぞれ8個あります。
このコマがかわいい!こどもはゲーム終了後、積み木のように遊んでます。。。

【カルカソンヌのルール】スタートタイルと得点ボードのセット
今回は最も基本的なルールで説明します。
最初に、1枚だけある「スタートタイル」を場にセット。

「スタートタイル」には、「都市」と「道路」が配置されています。
最初は1枚だけで寂しいですが、大きな都市をつくっていきましょう!
残りのタイル(71枚)は、よく混ぜて、みんなが取りやすい位置に山札としてセットします。

「カルカソンヌ」には持ち札はありません。プレイヤーの手元には持ちミープルのみです。
得点ボードのスタート地点に、参加プレイヤーのミープルを1つずつセット。

いよいよゲーム開始ですが、ルールもとてもシンプル!
- 時計回りに手番が来る。
- 山札からタイルを1枚引く。
- 絵が合うように場に置く。
- ミープルを「都市」や「道路」に置く。
- 「都市」や「道路」が完成したら得点ゲット。
- 山札がなくなったら終了!
では、ゲームの進め方をひとつずつ見ていきましょう!
【カルカソンヌのルール】自分の番が来たら山札からタイルを1枚取ろう
「カルカソンヌ」は、時計回りに順番がまわってきます。
説明書では「最も若いプレーヤー」からスタートとなっていますが、「プレイ回数が少ない人から」などでもOK。
自分の順番が来たら、山札からタイルを1枚ひきます。
タイルには、

- 都市の一部
- 道路
- 交差点
- 草原
- 修道院
などが描かれています。
基本的に「都市を完成させるゲーム」なので、どれだけ都市のタイルをひけるか、運の要素も勝敗に大きく関わってきます。
【カルカソンヌのルール】タイルを引いたら、絵が合うようにカードを置こう
自分のタイルと場のタイルを見比べて、絵が合う場所にタイルをおいていきます。
都市をつなげたり、

道路をつなげたり、

場のカードと絵を合わせていきます。
道路が途中できれていたら、タイルは置けません。

ちゃんと絵が合うようにタイルをおいていきましょう!
【カルカソンヌのルール】タイルをおいたら、ミープルを都市や道路に置こう
自分のタイルをおいたら、自分のタイルの都市や道路、修道院にミープルを設置できます。

ミープルを設置したら、その都市や道路、修道院は自分のものとなります。
ただし、他プレイヤーの都市や道路にミープルを置くことはできません!
例えば、既にミープルが置かれている都市に、自分のタイルをくっつけて置いた場合、

その都市は既に他プレイヤーのものなので、自分のミープルをおくことはできません。

自分のミープルをおける場所にタイルをおきましょう!
都市の取り合いと駆け引き
「カルカソンヌ」は、他プレイヤーの都市に「ミープル」をおけない平和なゲーム?
実はちがいます!
他プレイヤーの都市にミープルは置けませんが、他プレイヤーの都市を自分の都市をくっつけることはできます!

自分の小さな都市と他プレイヤーの大きな都市をくっつけてしまいましょう!
複数のミープルが置かれている場合、最も多くミープルを置いた人に得点が入ります。
もし、ミープルが同じ数の場合、最も多くミープルをおいた全員に得点が入ります。(山分けではなく、都市の点数がそのまま得点)
複数のプレイヤーと協力して都市を完成させたり、他のプレイヤーの都市を奪ってしまったりしながら、有利にゲームを展開しましょう!
「草原のミープル」草むらにねっころがろう
少し特殊なルールとして、草原にミープルをねっころがせることができます。

その場合「草原に面している都市の数×3点」がゲーム終了時に得点となります。
一度ねっころがったミープルは、ゲーム終了時まで絶対に帰ってこないので注意です!
【カルカソンヌのルール】都市や道が完成したら得点ゲット!
タイルを置いて、都市や道、修道院が完成すると得点ゲット!
都市は、すべてが城壁で囲まれると完成!

都市は城壁で囲むと、タイル1枚で2点、さらに紋章1つで2点追加!
大きな都市を完成させると、高得点をゲットできます。
道路は、「はじまり」と「おわり」が決まると完成!

道路はタイル1枚で1点です。
交差点から都市まで、道路がつながったので完成です!
得点は低いですが、完成させやすいので、地道にコツコツ稼ぎましょう!
修道院は、まわりがタイルで埋まると完成!

修道院はまわりがタイルで埋まると9点ゲット!
大きな都市をつくるのか、小さな都市・道路で稼ぐのか、はたまた修道院狙いなのか、作成を練って、大量得点を目指しましょう!
完成させるとミープルが手元に戻ってくる!
ゲームの終盤になると、ミープルが足りなくなってきます!

ミープルがないと、絶好の「紋章付き都市」をひいても自分のものできない!という切ない展開も生じます。
都市や道路においたミープルは、完成させると手元に戻せるので、持ちミープルの数を管理しつつプレイしましょう!
【カルカソンヌのルール】山札がなくなったら、得点を精算して勝敗を決定!
時計回りに順番を進めていき、山札のタイルがすべてなくなったらゲーム終了です!

ゲーム終盤には、そこそこのスペースが必要となるので、大きめのテーブルでプレイしましょう!
最後に得点の精算を行います。
- 未完成の都市:タイル1枚で1点、さらに紋章1つで1点追加
- 未完成の道路:タイル1枚で1点
- 未完成の修道院:修道院を含めたまわりのタイルの数が得点
- 草原のミープルは、草原に面している都市の数×3点が得点
最終的に得点の一番高いプレイヤーの勝利です!

【カルカソンヌJ】追加ルール
私の持っている「カルカソンヌJ」には、追加ルールとして、
修道院長ミープル

背の高いミープルが「修道院長」です。

花畑におくと、修道院と似た効果でポイントをゲットできます。
観光地タイル

観光地タイルは「修道院」のかわりに山札に入れます。
観光地タイルの上下左右につながっているタイルの数だけポイントゲットです。
川タイル
ゲーム開始後、まず川のタイル(12枚)を順番におきます。

川のタイルを置き終わってから、通常通りプレイします。
川でマップが分断されるので、一味違った展開が楽しめます。
追加ルールでも基本的なルールは変わらないので、少し慣れてきたら、アクセントに追加するのがおススメです
【カルカソンヌのルール】 まとめ

「カルカソンヌ」は、初心者にもやさしく、少人数・短時間でプレイできるので、ボードゲームがはじめての人にもおすすめ!
- 初心者にやさしいルール
(口頭での駆け引きなどがない) - 2~5人、30分で楽しめる
- きれいな都市をつくるのが楽しい
ボードゲームをやるときに、
- 「カルカソンヌ」なら相手してもいいよ
- 疲れてるけど、「カルカソンヌ」くらいなら遊びたい
という場面がよくあります。
絵もきれいで自分で都市をつくっていく感覚が「またやりたい!」という気持ちにさせてくれます。
初心者やボードゲームがはじめての人にも、自信を持ってオススメできるゲームです!
ぜひ、家族や友人があつまる場面で「カルカソンヌ」をプレイしてみてください。
夫婦やカップルでの2人プレイも、多人数と違った楽しさがあって、おススメです!
NintendoSwitchでも、カルカソンヌが遊べるように
さらに海外ではNintendoSwitchでカルカソンヌが遊べる!
日本でも発売してほしいところですが情報はありません。
ボードゲーム×デジタルゲームで、さらにはVRなども含め、ゲーム界にイノベーションが起きるのを期待します!
それでは!













